いよいよ明日は団体戦!
千葉の松戸オープンに出場して来ます!
明後日は武蔵野オープンで個人戦へ。
・1勝でも多く勝ちたい
・予選を通過したい
・決勝トーナメントで勝ちたい
・優勝したい
卓球の大会に出場する選手にとってアマチュアもプロも変わらない共通点。
『勝ちたい気持ち』ですね。
どうすれば勝てるのか。
今回は攻めの大切さについて紹介。
勝ち上がる為に必要な事

どうすれば勝てるのか。答えは簡単。
『攻める』事である。
貴方の得意な攻撃、武器は何ですか?
負けた試合を思い出してみて下さい。
出来ればコテンパンにされた苦い試合を。
なぜ負けてしまったのか。怒涛の攻撃をされ負けてしまったと思います。
例えばvsシード選手。
格上相手にドライブ、チキータ、スマッシュとフルボッコにされてしまった事は恐らくほとんどの人が経験あるはず。
守って勝つというのが極稀となっている。
現代卓球は攻めが基本。カットマンもブロックマンも攻めてくる時代。
ブロックマンで段位持ちの2段とクラブチーム全国大会予選で試合した事があります。
ブロックは勿論ですが粒でガンガン攻めてくる。あれは強かった。
※0-3のストレートで負けました。
プロの試合を見た人は分かると思いますが、当然攻めと攻めのぶつかり合い。
基本的に大会上位で守る人って、まずいないですよね。引き合いの連続。
でも『攻めたがミスをして負けた…』という経験はありませんか?
ここが今回の大事なポイント!
『ミスをした分だけ強くなれる!?』
攻めのミスは進化への第一歩

そもそも人間って不思議な話で…
攻めるよりも守って勝ちたがる。
つまりは楽をしたいという気持ちが根底にあるのです。
意外ですよね。大昔のマンモスを狩る時代から現代までその思考の根底は変わっていない。
そりゃ楽してマンモスのお肉を食べる事が出来れば私自身も真っ先に楽を選びます。
プロ選手たる所以はどんな時でもどんな場面でも攻め続ける強い意志を持っているという事。それも異常な程に。
ミスをした場合、同じミスを恐れツッツキや入れにいって弱気になっていませんか?
格下選手と試合する時に守った方が楽に勝てると思っていませんか?
実際問題、私自身もそうです。大事な場面で攻めてミスをしたくない。
だけどそこが落とし穴。
『強くなる人』、『現状維持』の分岐点。
プロ選手なんて国を背負ってマッチポイントを握られた場面でも攻め続けますよね。
つまり、今よりも強くなるには…
どんな時でも強い気持ちで攻める!
とは言ったものの…
どうすれば強い気持ちで攻められるようになるのか。難しい問題ですよね。
もしもミスが成功していたら

ミスをしたら誰でも凹みますよね。
でもそこで終わるからダメなんです!
逆に考えてみましょう。
あと数cmで入ってたらシード選手相手に圧倒していたのかも。
今回は惜しくも入らなかった。だけどもしも入っていたら…?
今までのミスが入るようになったら…
ワクワクしてきませんか?
今までのミスって全部悪い事じゃありません。沢山練習して、チャンスの場面で狙って打った。
その結果はミスとなってしまいましたが…
攻めた上でのミスこそが上達の種だと…挑戦の証だと誇りに思える日が絶対に来る。
カッコイイ言葉が決まった。
…実はこれ大好きな漫画の名言なんです。
ドヤ顔で言ったつもりがパクリ(笑)
テニス漫画『ベイビーステップ』
実は私、この漫画を読んでから飛躍的に卓球が強くなりました。実話。
個人的に最強のメンタル漫画です。
話を戻しましょう。
ミスをした事により現状で自分の限界が少なからず分かったと思います。
今の自分の限界を超える為に練習してまた攻める。そう、また攻める。
強くなる為にはこの繰り返し。
①攻撃の練習を積み重ねる
②試合でミスをする
③弱気になる、自分の限界を知る
④克服しようと再び練習をする
※①→②→③→④→②→③→④~
※以降繰り返し
試合に勝つ強い人達、シード選手はこれがしっかりと出来ている。
圧倒的な攻撃はただの才能だけじゃない。
努力で固められた攻撃である。
何回も反復練習をしてミスが減り大事な場面でも決まるようになる。
これが勝てる人、そして強くなる秘訣。
まとめ

強くなる為には練習は必要不可欠。
ただし、闇雲に練習をしてもダメ。
何を思って練習するのかが大事。
ストレートのドライブがダメだったのか
クロスへのチキータがダメだったのか
フェイントで逆キチータがダメだったのか
どの場面でなぜミスをしたのか可能な限り鮮明に思い出す事が重要ですね。
そして大事なのが気持ち。メンタル。
次の試合で前にミスをした同じ展開が来た時に躊躇せず攻められるのか。
過去の自分を超えられるのか。弱い気持ちの自分を倒せるのか。
超えるのであれば、どんな時でも攻める。
攻めが決まり、自信を持てたその瞬間
『貴方はもう強くなっている』
では、明日の大会頑張ってきます。
素敵な一歩が歩めますように。